実際XY

 今日も今日とてジョミーはとても愛らしい。
 向かいの席に座って、ストローでオレンジスカッシュをくるくるとかき混ぜている彼と出会って早三ヶ月と十七日と……約十九時間。月と日にちまでは正確に言えるのに、それ以降を多分でしか表せないことの何と口惜しいことか!あの運命的な出会いの瞬間、腕時計でも携帯電話でもとっさにチェックしておかなかった自分を責めたいと思ったのは、数え切れないぐらいである。
 一度そのことをフィシスとリオの前で嘆いたら、両極端の反応が返ってきた。フィシスは慈愛あふれる表情で「出会ったということが大切なのです。いつ出会ったかが重要なのではありませんわ」と慰めてくれた。それを聞いて感動するぼくを見て、ぼそっと小さく何かを言っていたが、それもまた優しいことを言っていたのだろうと思う。何せ彼女は、女神のように慈愛あふれるすばらしい女性なのだから。一方のリオはと言えば、顔だけは笑顔で「ソルジャー……それは間違いなく変質者の思考だと思います。お願いですから、少年Bなんて肩書きで新聞に載らないようにしてくださいね」と毒を吐いてきた。失敬な。ぼくはただ恋に一途なだけである。決して変質者などではない。変質者というのは、相手の意思を無視して襲いかかってくる馬鹿ども――認めたくないが、ぼくも何度となく襲われたことがある――のことを言うのであって、ぼくは違う。……まあ、少年らしい伸びやかな肢体を見て、一度も不埒な思考に耽ることがなかったと言えば嘘になるが、実行に移したことはないので問題ない。
 それに、罪があると言うのならそれはぼくの思考にではなく、ジョミーの愛らしさにこそ存在するだろう。これまで十六年間生きてきた中で、ぼくは彼ほど愛らしい生き物を知らない。くるくる変わる表情は子どもらしいが、翡翠の瞳には子どもらしくない強さがあってたいへん好ましい。金髪なんて他でも見慣れているのに、ジョミーの金だけは見ていてまぶしくなる。夏が終わったばかりのせいか、健康的に日焼けした肌はあくまでなめらかで、半そでから飛び出した腕に思わず触りたくなってしまう。側にいると動悸息切れが止まらないのはジョミーが魅力的なせいであって、決してぼくのせいではないのだ。
 そんなことを思っているぼくの目の前で、ジョミーは数日前の体育の授業について不満をぶちまけている。
「……それで、イエローカード食らったんです。ぼくは反則なんてしてないのに。あれ、絶対誤審ですよ。だから機械って嫌なんだ」
 唇をとがらせる姿は思わずキスしたくなr……ごほん、とにかくとても愛らしいもので、ぼくはうっかり鼻血が出ていないか心配になって顔に手をやった。
「ブルー?」
「いや、なんでもないよ」
 何の脈絡もなく鼻の下を押さえたぼくを不審に思ってか、ジョミーが不思議そうな顔をして問いかけてくる。ぼくは慌てて平常心を装った。
「ところで、誤審というのはよくあるものなのかい?」
「うーん……よくあるとまでは言わないけど、結構あるかな。公式戦なんかだと、試合前にちゃんと審判機械のチェックをしたりして、万が一にも誤審がないようにって気をつけているらしいからあまり聞かないけど、授業とか部活の練習とかではそう珍しいことでもないですよ。公立の中学なんかだと、機械もあんまり性能いいのは置いてませんしね。シャン学なんかだと、やっぱり違うんでしょう?」
「さ、さあ、どうだろう?」
 キラキラ輝く目がまぶしい。動悸がいっそう激しくなる。気を抜けば、春先によく現れる変質者のように息が荒くなってしまいそうで、外面を普段どおりに保っておくのに苦労した。
「ぼくはあいにく体が弱くて、体育の授業にはほとんど参加したことがないから……」
「あ……えっと、その……すみません」
 ジョミーは戸惑ったような顔の後、申し訳なさそうな顔になってうつむいた。
 何のことだと思ったぼくは、すぐに自分の失態を理解した。キラキラ輝く目がまぶしいあまり、ぼくはさっきジョミーから視線を外してしまったのだ。しかもその直後、自分の体が弱くて体育に出たことがないなんて言ったら……ジョミーが誤解するのも当たり前である。
「別に気にしていないから、謝る必要はないよ」
 すかさずフォローの手を差し伸べるが、ジョミーは申し訳なさそうな顔を崩そうとしない。
 ぼくはどうしたものかと眉根を寄せた。本当に気にする必要なんてないのだ。体が弱いのも体育にほとんど参加したことがないのも本当だが、今では体も随分丈夫になっているから、本当は体育に出ても問題はない。ただ、着替えるときにねちっこい視線を感じるのが嫌なのと、稽古以外で体を動かすのが面倒だから、体が弱いことを理由に出ないだけのことだ。
 それを説明すればすぐに誤解は解けるのだろうが、そうすると今度は怒られそうな気がする。自由奔放な性格をしているように見えて、ジョミーは意外に真面目なのだ。もちろん怒るジョミーも非常に愛らしいのだが、怒らせて、もう会わないなんて言い出されては困る。しかし説明しないと、いつまでもジョミーは気に病んだままだ。いつも太陽のように明るい少年が沈んでいる様は、それはそれで非常にそそるものがあり……って違う、かわいそうで見ていられないので、ぼくは彼の気をそらしてやるべく話題を変えることにした。
「それより、そろそろ文化祭の季節だけど、きみの学校では何をやるんだい?」
「え、文化祭ですか?」
 予定通り、ジョミーは暗い顔から立ち直った。しかし、この反応は予想外だ。どうして彼は意外そうな目を向けてくるのだろう。ぼくは何か変なことを言っただろうか。内心どぎまぎしていると、ジョミーは突然「あ!」と声を上げた。
「そう言えば、シャン学は文化祭、九月にあるんでしたっけ?」
「そうだけど……きみのところは違うのかい?」
「うちは十一月ですよ。と言うより、普通はそれぐらいにあるのであって、あなたの学校が早いんですよ」
「そうなのか。知らなかったな」
 呆れたような顔で言うジョミーに、ぼくは素直に感心した。自分が世間知らずだという自覚はちゃんとある。大企業の一人息子という肩書きと、人よりずっと弱く生まれた肉体。そのせいで幼いころはほとんど外に出ることもできずにいた。成長した今も、出入りできる場所は限られている。こうしてジョミーと会っているのも、フィシスの手引きがあってはじめて実現していることだ。もし親に知られることがあれば、即座に禁止されてしまうことは分かりきっている。ぼくの世界はひどく狭い。だから、自由に生きているジョミーが時折ひどくうらやましい。
「シャン学は国内屈指の進学校ですからね。多分、文化祭なんか早い時期にさっさと終わらせて、三年生は受験に集中させようって魂胆でもあるんじゃないですか」
「へえ、そういうものなのか。おもしろいね」
「自分の学校のことでしょうが……それで、文化祭はいつなんですか?」
「十八日」
「十八日か……何もないし、遊びに行こうかな」
「だっ……駄目だ!」
 ぼくは慌てた。あまりに勢いよく立ち上がったせいで、テーブルの上にあったカップから紅茶がこぼれてしまったことにも気付かないぐらい、焦りきっていた。ぼくがあまりに狼狽しているのを見て、ジョミーは禁止されたことに対する不満よりも驚愕の方が買ったらしく、きょとんと目を見開いている。
「駄目って……どうしてですか?」
「そ、それは……うちの文化祭は招待制だから、招待状を持っていない人間は入れないんだ」
 これはでっちあげではなく本当のことだ。シャングリラ学園は国内屈指の進学校であると同時に、国内屈指の名門校だ。生徒の中には、ぼくのような大企業の子息や有名人の身内がごろごろしている。そんな学内に不審者を入れないようにと始まったのが、文化祭招待制度である。一人の生徒が招待できるのは、最大で五人まで。招待状は偽造ができないように、特殊な技術が使って作成される。その招待状を持っていなければ、たとえ生徒の身内であれ中に入ることはできない徹底した制度なのだ。
「ぼくの招待状はもう家族に渡してしまったから、きみにはあげられないし……」
「そうなんだ、残念だな。一度ぐらい、あのシャン学に行ってみるのもいい経験だと思ったんだけど……」
「すまないジョミー!文化祭に招待する以外のことならなんでもするから!」
「いや、そこまで気に病まなくても……」
 勢い込んで謝るぼくを見て、ジョミーは顔の前で手を振っている。何となく逃げ腰なのは気のせいだろうかと考えるが、それが気のせいか事実かということを考えられる余裕は、今はなかった。
 文化祭が招待制だというのも、自分の招待状をすでにあげてしまったというのも、全部本当のことだ。しかし、生徒会長の権限を使えば、招待状の一枚や二枚簡単に手に入れることができる。それを言わなかったのは、ただジョミーに来てほしくなかったからで、その理由は――未だにぼくが本当の性別を打ち明けることができず、ジョミーの前で女装を続けているからだった。



 そんなこんなで週に一度の楽しい逢瀬を終え、ジョミーが家に帰って行くのをハンカチでも噛み締めて悔しがってやりたい気分で見送った後、ぼくは秘密の通路を使って学園内に戻った。生徒会室では、この逢瀬の協力者であるフィシスが緑茶をすすりながら昼メロを見ていた。いつものことだ。ぼくは早速彼女の隣に腰を下ろし、お茶をご相伴に預かりながら、今日のジョミーが……いや、今日のジョミーもいかに愛らしかったかについて語り始めたのだが……。
「駄目です」
「駄目!?」
 文化祭に行きたいと言ったジョミーを拒絶したくだりを話したとき、彼女は厳かな声で駄目出しをしてきた。何が駄目なのか理解できず、ぼくが目を見開いていると、フィシスは大きなため息をついて肩を落としてしまう。
「ダメダメですわ、ソルジャー」
「だ、ダメダメ?」
「ええ、ダメダメ……」
「……二度も言わなくても……」
「いいえ、何度でも言いますとも。ソルジャー、あなたはダメダメです」
 がっくり沈み込んでいるぼくに向かって、フィシスは無慈悲に宣言する。この駄目出しをしてきたのが彼女以外の人間なら反発も覚えるかもしれないが、相手はフィシス、ぼくの女神だ。優しく、時に厳しくもある彼女は、常にぼくを助けてくれる。だから今の状況は、間違いなくぼくの行動が招いた結果なのだろうが、いくら考えてもやはり何が駄目なのか分からない。
「いくら女装していることがばれたくなかったからと言っても、その言いようはいささか思慮が足りませんでしたわね。あなたにしては珍しい失態ですわ」
「でも、招待状がないと入れないのは本当だし……」
「問題はそこではありません」
 ぴしゃりと言い切られて、ぼくは大人しく口をつぐんだ。
「いいですこと、ソルジャー?ジョミーはこれまであなたの誘いを断ることはありませんでしたが、自分からあなたに会いたいとおっしゃったことは一度もありません」
「ああ、うん……そのとおりだね。でも、最初のころは少し面倒そうな態度だったけど、最近はそんなこともなくなってきて……」
「そんなことはどうでもよろしい。あなたの一方通行だったことに変わりはないでしょう」
「……はい」
 ぼくは今度こそ沈黙した。
「それなのに、これまでずっと受身だったジョミーが、この学園の文化祭に――あなたが通っているこの学園の文化祭に来たいと言ったのですよ?それをあなたは、駄目だと言って拒絶したのです!ああ、ジョミーは何と思ったことでしょう……せっかく彼が自分からあなたに会いに来ようとしたのに、あなたが言ったのは駄目の一言……もうジョミーから、自発的に行動してくれることはないかもしれませんね」
「ぼ……ぼくはなんてことを……!」
 雷に打たれたような衝撃を受けて、ぼくはその場で崩れ落ち、テーブルに突っ伏した。
 そうだ、言われてみれば確かにそのとおりだったのだ。会いたいと言うのはいつもぼくからで、ジョミーからぼくに会いに来ようとしてくれたのなんて、あれが初めてだったのに、ああ、ぼくは取り返しのつかないことをしてしまった!しかしジョミーが文化祭に来れば、ぼくが本当は女ではなく男であるということがばれてしまう。
 どうすればよかったのか、ぼくは苦悩した。と言っても、もう手遅れだが。
「まあ、何も気にしていない可能性の方が大きいですけど……ってあら、ソルジャー?……聞いてませんわね」
 お茶請けに手を伸ばしながら何か言っているフィシスの声は、悩むぼくの耳を右から左に通り過ぎていく。
「からかいすぎたかしら?……まあ、面白いからいいですわ」



◇ ◇ ◇



 さて、そうこうしているうちに文化祭当日がやって来た。準備に追われて忙しかったせいで、あれからジョミーには何のフォローもできていない。次に会うまでには何か考えておかなければ、というようなことを考えながら、校門を入ってすぐのところにある受付テントの端にぼくはいた。
 一見偉そうに見えても、生徒会役員など所詮は雑用。行事の日に、他の生徒たちのような自由は存在しない。まあそれでもぼくは、歴代の生徒会長なんかよりはずっと自由にしていると思うが、だからこそそれに見合ったことをする義務が発生する。
 各クラスから二人ずつ選出させた人員たちが、時間交代で務めている受付業を横目で見ながら、校内を巡回している役員たちと連絡を取ったり、持ち込まれる問題への解決法を指示したりする。時折受付を無視して押し入ろうとする輩もいて、そうした連中への対処もぼくの仕事だ。それに加えて、当日になってフィシスが「ああ、カードが告げています……今日は生徒会に関わるべきではない。全ての重圧から解き放たれ、思う存分この文化祭を楽しむべきだと……申し訳ありませんソルジャー。できることなら、わたしもこのような無責任なことをしたくはないのですが……」と言って仕事を放棄してしまったため、彼女の分まで仕事を引き受けることになってしまった。おかげで死ぬほど忙しいが、フィシスを責めるわけにもいかない。彼女は未来を占うソーサラー。カードの告げる運命に逆らうことはできない。
 しかしそんな自明のことも分からないのか、リオ以下の役員たちはもうすぐ昼近くになろうとしている今になっても、諦め悪くぶつぶつとフィシスのことを非難している。いい加減聞き苦しくなってきたので、注意しようとしたぼくが口を開こうとしたところで、ちょうど聞き覚えのある声が耳に届いた。
「こーら、トォニィ。楽しみなのは分かるけど、あんまりうろちょろするな。はぐれたらどうするんだ」
 ジョミーの声だ。ぼくは思わず硬直した。油の切れたブリキ人形のようにぎこちない動きで首をめぐらすと、予想通り受付のすぐ前のところにジョミーがいた。なぜここに、頭の中を疑問が駆け巡る。
「はぐれたりなんかしないよ」
「そんなこと分からないだろう。ほら、おいで」
 そう言って差し出されたその手に、小学校低学年ぐらいの子どもが飛びつく。オレンジ色の長い髪が印象的な、かわいらしい子どもだ。その子と手をつないだまま、ジョミーは受付に並んだ。
「招待状はお持ちですか?」
「はい」
 ジョミーはそう言って、二枚の招待状を差し出す。はっきり言うが、ぼくは今の今まで、招待状は生徒の全員が持っているということを失念していた。そう、ぼくが渡さなくてもジョミーが招待状を手に入れる方法なんて簡単にあったのだ。
 受付嬢はその招待状を機械に通して、偽造されたものではないことを確認した後、パンフレットを二枚ジョミーに渡した。
「確認いたしました。どうぞ楽しんでいってください」
「ありがとうございます……ほら、行くぞ」
「うん!」
 二人はそのまま去っていくかと思われたが……。
「あれ、ブルー?」
 気 付 か れ た !
「やあジョミー、招待状、手に入ったんだね」
 つい反射的に答えてしまった後で、ぼくは気付いた。別人のふりをすればよかったのだ。いつもジョミーに会っている女装姿と、今の格好では、天と地ほどの差が存在する。女装をしているときのように化粧もしていないし、髪の毛の長さも色も違うのだから、別人だと言えばそれで通っただろうに……ぼくの馬鹿!
 いやでもまだ、男だとは気付かれていないはず。シャングリラ学園の制服はブレザーだから、男女ともに上着は同じデザインだ。ところどころ違うところはあるが、ほとんど同じと言ってもいい。つまり、このままこうして書類やらダンボールやら机やらの下に下半身を隠しておけば、何とかなるはずだ。
「ええ。トォニィの……この子の親がシャン学の卒業生で、そのつてで招待状をもらったらしいんだけど、二人とも今日は用事があるらしくて……もったいないから、ぼくとトォニィで来ることにしたんだよな?」
「ねー?」
 トォニィと呼ばれた子どもは、至極うれしそうな顔をしてジョミーの腕にへばりついている。ああ、子どもだからってそんなうらやましいことを……呪われろ。ぼくなんか、最初に会ったとき以来手を握ることもできていないのに。
「それよりブルー、髪の毛どうしたんですか?色も長さも違いますけど」
「い、イメチェン……変かな?」
「いえ、似合ってますよ。それに……今日は普通の格好してるんですね」
 ぼくは硬直した。背中をだらだらと冷や汗が流れていくのを感じる。ジョミーと会うときはいつも女子生徒の制服姿で、別に変な格好をしていたわけじゃない。そう、女装をしていたという一点を除いたら……。
「えーと、ジョミー、もしかして……気付いていたのかい?」
「ええ、まあ」
「……いつから?」
「んー、最初から?ナンパされてるの見たときにはさすがに分かりませんでしたけどね」
 言われて見れば、思い当たる節はある。ナンパ男から二人で逃げ出した後、ジョミーはぼくのことを、シャングリラ学園に通っている人とは言ったが、性別を断定することは避けていた。しかもそのとき、なんだか微妙な顔をして口ごもっていたような気がする。あのときから、すでに気付かれていたのだ。
 必死になって隠そうとしてきたぼくの努力は、いったいなんだったんだろう。うなだれているぼくに、ジョミーは慰めるような声で話しかけてくる。
「いえ、ぼくじゃなかったら多分気付かなかったと思いますよ?ぼくはああいう格好をする男は、こいつで見慣れてるから気付いただけで……いや、こいつの場合はカリナに無理やりさせられてるんですけど」
「ねえジョミー、ああいうのって、なーに?」
 こいつと示されたオレンジ色の子どもが、きょとんとした顔でジョミーを見上げている。
「……プライバシーに関わるから、秘密」
「えーっ!」
「えーっ、じゃない」
 ぶうたれる子どもを叱り付けた後、ジョミーは再びこちらを向いて、にっこりとほほえんだ。
「人の趣味はそれぞれだって分かってます。大丈夫、言いふらしたりしませんよ」
 それはありがたい。ありがたいのだが……。
「違うんだ、あれは趣味なんかじゃい!」
 女装趣味の変態だと思われるのが嫌で、ずっと女装を続けていたのに、すでにそう思われていたなんてあんまりだ!


|| TERR@へTOP ||